生活習慣病は腸の不調?便からわかる危険なサインを見逃すな

毎日私たちの体から排出されているものの、特に気に留めることのない「便」。

便は、消化管(口・食道・胃・十二指腸・小腸・大腸)という、吸収~排せつまでの生命維持に欠かせない臓器の不調を映し出す、重要な情報源です。腸が発する危険なサインや、便から分かる腸の機能異常について掘り下げながら、「腸の健康」を守る方法をご紹介していきます。

私たちが普段何気なく話している言葉には、体の一部を指すものが多いって、気づいていましたか?その1つに腸や腹を事が多いんです。「腹を据える」「腹を決める」「腹黒い」という表現があります。腸は、脳(感情や思考)と同じく、重要な位置づけにあると昔から考えられています。(腸は第二の脳とも言います。)

便は体からのサイン。見逃すことが危険に繋がる

 日常生活で便の存在を意識している人は、まだまだ少なく。テレビや雑誌が言うままに取り入れ、悪化させてしまう事も。健康診断の結果を見る際も、血圧、血糖、脂質、肝機能などに真っ先に目がいき、自分の数値を把握している人も多い事でしょう。しかし、腸となると、検便の検査はまだまだ少なく大腸がんの罹患率や死亡率は年々増加しています。そもそも検査するタイミングがわからず放置しているのではないでしょうか?

腸の働きが落ちると病気も上昇します 

腸は、消化~栄養吸収。免疫細胞の生成。セロトニンや睡眠ホルモンの生成分泌。便の形成など様々な仕事をこなす臓器です。体の中の老廃物を排出したり、体内の水分量、電解質などを吸収し、排せつしやすいようにバランスを保ったりと、地味に生命維持に欠かせないさまざまな機能を担っているんです

よく言われる生活習慣病

血糖値もコレステロール値血も食べ物を食べて変化。

胃から小腸に移る十二指腸を通る時に血糖値の急上昇が起こります。

コレステロール値は、小腸で吸収され蓄積され、コレステロール値の上昇や加工が起こります。

血圧は、血管。血圧が上がる食べ物や自律神経。栄養吸収する事ができていれば血管も柔軟になりませんか?

風邪やインフルエンザにかかりやすい人は、腸の免疫力が低下しているからこそ、簡単にウイルスや細菌に負けてしまいます。

アレルギー反応は免疫の暴走です。腸で吸収された物質に反応していくため、腸の免疫力を正常にしていくことが大切になりませんか?

癌も免疫力が落ちてしまうと、広がってしまいます。そして、癌の餌になるものを上げ続けているのかも知れません。

イライラくよくよ。感情のコントロールができない。これは腸でのセロトニンの分泌が正常ではない事が、感情のコントロールを難しくしています。

睡眠ホルモン=セロトニン(幸せホルモン)なので、セロトニンが正常ではない事が、睡眠の障害に。

便が出ない。便が緩い。腸の動きが悪い事で、腸の病気へとつながってきます。

トクホのお茶やサプリ・お薬を飲む前に食事の種類や摂る順番を変え、生活スタイルを見直し変えるだけでも変化を感じると思います。

だからこそ、【生活習慣】病といいます。

便利な世の中が腸を汚し動かなくしているかも

テレビや本などでも、これを食べるとよい。というものが多いですが、まずは腸を汚すものを減らした上で、入れていくことがとても重要になります。

例えば腸が畑だとして、

耕さずに種をまくより、耕し掃除をして、畑を綺麗にしてから種をまいた方が、すくすく元気に野菜が育つのがイメージできると思います。

分解するのも大変な、不法投棄されたものが畑の上にあったら、どうしますか?

どけますよね。

まずそこに自分で捨てないですよね。

荒れたところに栄養剤を撒いたらどうなりますか?

食品添加物やインスタント食品など=不法投棄物

手軽で美味しいのすが、食品添加物がなぜ良くないか?

食品添加物って何のために使うものでしょうか?

美味しくするために使われてもいますが、保存を長くできるように、菌を殺すようなものが多く含まれています。

私たちは「腸活しよう!!」と思ったら、腸内細菌を増やす、ヨーグルトや納豆など発酵食品を摂りませんか?

ですが、腸内細菌を増やそうと入れるのに、保存料など菌を抑制する働きを持っている添加物をどんどん入れていては、なかなか腸内細菌たちは増えてくれず、変わらないという事になります。

まずは、入れない。

何が足りないのかは、便からからだの状態を読み取ることができます

大便=大きなお便りと昔から言われています。

毎日便を見ていますか?

便の構成がわかっていると、足りないものがわかりやすい。

1、  入れるものが足りない

2、  動きが足りない。

1、 入れるものが足りない

便の構造は

水分 80%

残り20%(食べかす・腸内細菌・粘膜)

〇食べかす=食物繊維(水溶性食物繊維・不溶性食物繊維)

〇腸内細菌=発酵食品・水溶性食物繊維・オリゴ糖

〇粘膜

便を見ると、摂取している水分量・野菜や発酵食品の量などが見て取れるようになります。

2、お腹の動き(蠕動運動が弱い)が足りない

動きが悪い事で

水分が足りなくり便秘

水分を吸収できない事で下痢

便のニオイが強い・色が黒くなるに従い、悪玉菌が多い事が、わかります。

ただ、腸にいいものを摂るのではなく、

食べものが足りないのか?

腸が動きが悪いのか?

悪玉菌が多いのか善玉菌が多いのか?

悪玉菌が多いなら、善玉菌を増やすための方法が変わってくるんです。

食べものや飲みものを、引き算してから、足し算をしてみてください。

腸の動きは、運動不足によるものやストレスなど生活習慣によるものが大きいです。

食事だけ頑張っても、お腹の動きが悪ければ意味がありませんよね。

適度な運動。

階段を一段飛ばしで登ったり、ラジオ体操なども全身運動になります。

深呼吸もお腹周りの筋肉をすべて使います。

呼吸ができない人は腸の動きも悪くなりやすいのですが、どうでしょうか?

運動する暇がない方も、深呼吸だけ朝晩にしてみてはどうでしょうか?

続けているうちに変化がでてくるはずです。

生活習慣もすぐに変えるのは難しいですが、リラックスしている時に腸は動きやすいので是非。脳がリラックスするように心がけると、腸も動いてくれます。

その逆の腸を動かすと、脳をリラックスさせる事ができますので、出来る方を試して見るのもいいと思います。

確かに!!と気づかれる方も居るかと思います。

腸もみや黄土漢方よもぎ蒸しは、腸を動かして脳をリラックスさせる方法になります。

気になる方がDMお待ちしております

プライベートサロンVinaka

岩﨑恵子