過敏性腸症候群を改善するには

20年以上過敏性腸症候群(IBS)で悩んできたので、腸のメカニズムと実体験で語る事が出来るのが私の一番の強みではないかと感じている

過敏性腸症候群とは、

生活習慣・食事・ストレスなどが主な原因となる症状

なので、本来はこの食事や生活習慣やストレスを軽減させることができれば改善に近づくんです。

何故酷くなっていくかというと

・食事の変え方がわからない

・生活習慣が変えられない

・ストレスが増える。または、ストレス発散の仕方を間違えている

口に入れる特に気を付けたいもの

・食品添加物(レトルト食品・カップラーメン・お惣菜)

・精製された小麦粉(パン・パスタ・うどん・ラーメン・ピザ・たこ焼き・お好み焼き)

・栄養ドリンク・清涼飲料水・野菜ジュース・エナジードリンク

・甘いチョコやプリン等

・アルコールやたばこ

・香辛料などの刺激物

・酸化した油(揚げ物やポテチなどのスナック菓子)

あなたはいくつ食べていますか?

一見身体に良さそうなものも、実はかなりカラダに炎症を引き起こし、カラダは悲鳴を上げ、腸で吸収できずに外に出すだけ。

過敏性腸症候群が不快だからと、薬で腸の動きを止めてしまうと、益々動いた時に痛みを感じやすくなります。

腸内細菌が下痢で、大量に外へ流されていしまっている為、

腸の働きは益々低下。免疫力は低下し、分解する力や代謝する力もなくなり、吸収できずに痩せる人もいれば、

血のめぐりが悪い事で、太りやすくなる人もいます。

私の体験談

35歳までは、身長150センチで体重36キロ

「どうやったら太れるんだろう?」と悩んでいました。

35歳を超えた頃から、下痢が悪化し、急激に太りマックス64キロへ増量。

立って歩くのも腰と膝が痛い。座っていると転がりたくなる。

「今度はどうやって痩せたらいいんだろう?」と悩んでいました。

39歳で過敏性腸症候群から虚血性大腸炎となり、出血するようになり、日本美腸協会と出会い体質改善。

20年の下痢が3か月間で便が形となり始め、そこから約半年でー16キロ減。

体温も35.4℃前後から36.4℃前後へ

副産物がダイエットに繋がりました。

それまで、トイレの心配ばかり、ストレスがかかると腹痛と下痢を伴っていた為、何かをする事に自信も持てずにいました。

腸が変わってからは、出来る事が増え、自分を信じる事も責任を持つ事も出来るようになり、外出も怖くなくなりました。

まずは、腸の敵となる上記の事をとことん避けてみる事が、過敏性腸症候群の不調改善につなげやすくなります。

ちょっとだから、いいかな?

と、繰り返していると

火に油を注ぐようにすぐに、腸の炎症が起こります。

改善してからでしたら、入れても耐える事が出来ます。

まずは入れない事が一番の近道です。

そして平行して入れて欲しいのが、発酵食品と言いたいところですが、実は違うんです。

ネバネバ食材(水溶性食物繊維)です。

下痢で流れず生き残ってくれている腸内細菌の餌になってくれるものになります。腸内のお掃除や腸の粘膜の再生にも協力してくれます。

納豆などもネバネバ食材の水溶性食物繊維ですが、タレが食品添加物になりますので、醤油などに変えるだけでも変わってくれます。

生活習慣では

夜寝る事が一番です。

腸は夜寝ている時に一番動く臓器です。

寝る時間が遅くなればなるほど、腸の修復ができないので、夜は24時までに寝る事を意識してください。

そして、朝ごはんは必ず食べる事も、腸を刺激させ正常にしていく事に繋がります。

ストレスは

ストレス発散にと、夜遅くまでテレビやPCなどブルーライトに触れている事は、逆効果。

ストレス発散のアルコールも逆効果です。

ストレスは寝ている時に、脳が整理され、腸でストレス抑制するホルモンをつくります。

このストレス抑制するセロトニンは、腸の動きをコントロールし、感情にも作用しています。

腸が正常に動ければセロトニンの生成分泌がスムーズな為、下痢やイライラくよくよを減らしてくれます。

腸を止めたり、腸にとって負担をかける事を、3か月ほど減らしてみてださい。

腸が炎症する=腸が火事

火事でやけどした腸が改善するのには、時間がかかります。

まずは炎症を摂る為に、負担を減らしましょう。