下痢体質と妊娠って関係ある?

「妊娠したい」→「実はお腹も下しやすいんです。」

「お腹が下しやすいので改善したい。」→「妊娠にも関係するなら嬉しい。」

どちらも妊娠と腸の動きに関連していると思っていないです。

とっても関係が深いんです。

どんなに葉酸やビタミン剤を飲んでいても、腸で栄養吸収を9割できなければ、サプリの効果は出にくです。

急激なお腹の痛みが出る下痢は、腸の下に子宮がある為、同じように刺激が伝わってしまうです。

女性ホルモンの黄体ホルモン(プロゲステロン)は、

子宮内膜を厚くする働きの他に

腸の蠕動運動(もごもごした動き)も止めて、妊娠の安定を優先するんです。

その為、便秘やむくみやすくなる現象に繋がるのです。

下痢が起こるという事は、

腸の蠕動運動が激しくなってしまうという事になるんです。

痛みを伴う下痢を起こさないようにすることが、着床への影響や流産の予防に繋がります。

安静にしていても、食べれば出さないといけないので、正常な蠕動運動ができる事が大事になります。

便秘になると、逆に悪玉菌による有害ガスで着床しても赤ちゃんへ有害ガスを常に与える事になります。

妊娠すると、便秘になりやすいのは蠕動運動を減らし、赤ちゃんを守っている事や、腸が圧迫されてしまい出にくくなります。

妊娠中は刺激性の下剤は、腸を大きく動かしてしまう為、禁忌になっています。

下痢は下剤を使っているのと同じだという事になります。

気を付けて欲しい事

下痢しやすい方は、食生活や生活習慣を見直す事。

腸内にいなくなってしまっている腸内細菌の代わりに、発酵食品や善玉菌の餌になるものを多く摂るといいです。

腸もみで、腸の動きを正常にする事もおすすめです。

これから妊娠を考えていて、下痢もしやすい方は是非、腸活してみてください。

下痢の改善と、幸せな妊娠生活を送れると思います。

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

プライベートサロンVinaka

日本美腸協会 エグゼクティブ認定講師

岩﨑恵子