胆嚢摘出して・・・腹痛からのトイレへ直行への繰り返しがつらい・・・。
「胆嚢摘出して10年ちょい。 」「脂っこい物を食べたくて、暴飲暴食しては 、その度に、速腹痛からのトイレへ直行の繰り返し… 辛いのです」

と、いうお客様。
聞いているだけでも辛いですよね。
胆嚢摘出されている人は、栄養不足の可能性大!
「お腹が空く!」「暴食しやすい!」って、言われるのですが、
栄養が足りなければ、すぐにお腹空きますし、空腹だと、「ゆっくり食べて!」って言っても、早く食べたくなっちゃうと思いません?
なぜか栄養不足になりやすいかというと、胆嚢がないと・・・。
消化不良を起こしやすく、栄養が十分に吸収できていない可能性があるから!
そんな腹痛や下痢の方のケアも任せて欲しいです。
通常の胆嚢(胆汁)の仕組み
肝臓で胆汁が作られる
↓
一旦胆嚢に貯蔵&濃縮
↓
食後、必要なタイミングで十二指腸へ分泌される(特に脂肪が入ってきた時)
胆嚢摘出後
肝臓で作られた胆汁は、ダイレクトに小腸(十二指腸)へ流れる。
(胆嚢がないので、貯められないし、タイミングも調整しにくい)
その結果
・胆汁は常に少しずつ流れている状態になる
・脂っこいものを一気に食べると、胆汁の量が足りなくて、消化不良や下痢になりやすい
・小腸や大腸への刺激が増えて、腹痛・ガス・下痢が出ることが多くなってしまうんですよ!
そのほかの不調
・脂肪の分解が不十分だと、便器にこびりつく脂肪便になりやすく、脂は悪玉菌の餌にもなり、悪玉菌が出すガスで、とても臭い便やオナラになります。
・脂溶性ビタミンの吸収が低下して、免疫・肌・骨・女性ホルモンのバランスにも影響します。
・栄養吸収が十分に出来ない+下痢で、冷えや慢性的な疲労感、だるさや体調不良などにもつながってきちゃいます。
腹痛と下痢の回避法は
食べ方と栄養で満たすこと。
水溶性食物繊維(ねばねば食材)などを、食事の初めに食べておくのも、余分な脂や糖を吸着してくれるため、下痢や腹痛の原因を減らします。
病院では「油物は食べ過ぎないでね」ぐらいしか、アドバイスがない人が多いです。
細かな食事の仕方や生活習慣の改善で、下痢も痛みも回避しやすいですよ。
脂は小腸も炎症させ、栄養の吸収がしにくく、油が悪玉菌の餌になり、大腸の腸内環境も乱れやすいです。
腸もみで、小腸や大腸のケアをするのがおすすめです。
プロバイオティクスなどの、発酵食品もよいとされていますが、私は一番初めはお勧めしません。
それは、ガスが余計に発生しやすく苦しがる方がいるからです。
人それぞれ優先順位が違います。安全に効果的に変化を感じていただきたいので、サロンへお越しいただくのがいいですよ。
胆嚢摘出されてなくても、
油物を食べた後に、便器にこびりつく便や激しい腹痛と下痢に襲われている人は、この胆汁が影響していることがあります。
腸が炎症しやすくなるので、腸もみと腸活がおすすめですよ。