下痢症状に悩む人必見!!下痢の種類について
下痢に種類があるって知っていますか?
下痢の種類によって病名が違ったり、お薬も変わるんです!
病名と下痢のタイプは別物です。
自己判断せずにまずは、食べるものによっても下痢のタイプが変わります。
サロンにご相談に来られる方は、食事や生活習慣から、何が起こっているのかを一緒に探していきます。
下痢の種類は5つ
・炎症性の下痢
・分泌性の下痢
・浸透圧性の下痢
・胆汁性の下痢
・腸管運動異常亢進
炎症性と分泌性は完全に病院の管轄です。
炎症性の下痢
腸の炎症によるもの。
細菌性大腸炎・ウイルス性大腸炎・虚血性大腸炎・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)など
ちなみに、私も以前はウイルス性や虚血性大腸炎になっていましたが、今はないです。
血便とか出たりします。
一過性のものは食事を変えると変わります。
慢性的な炎症性腸疾患は難病でもあり、酷くならないように食事のアドバイスや腸もみで血流を良くしてのサポートとなります。
病院と両方のケアが必要。
分泌性の下痢
腸管粘膜の分泌の異常亢進
コレラ菌・赤痢菌・黄色ブドウ球菌・腸管出血性大腸菌
病院じゃないと何もできません
浸透圧性の下痢
腸内に水分が引き込まれて起こる下痢
アルコール・乳糖不耐症(乳製品)・酸化マグネシウムなど
アルコールや乳糖不耐症による下痢の場合は
アルコールや乳製品を減らすか良くなるまでやめる
酸化マグネシウムによる下痢の場合は
便秘改善のために、酸化マグネシウムを飲んでいるなら、酸化マグネシウムを飲まなくても良いように、水分をしっかり摂る。
マグネシウムを含む食材を食べるようにするとお薬なしでも改善できます。
胆汁性の下痢
胆汁酸の過剰分泌や細菌の異常増殖により脂肪や水の吸収障害
脂が多いお肉・揚げ物・背脂たっぷりラーメン・カレーやシチューなどのルー・ポテチ・ドーナツ・ドレッシング
レトルト食品など脂が多いものはできるだけ減らすのがオススメです。
野菜をしっかり食べることも大事です。
痛みを伴う下痢になりやすく、出し切るまで辛い思いをすることも。
これの人は結構多い。
腸管運動異常亢進
過敏性腸症候群
急速に腸管内を異常亢進し通過する吸収障害
ストレスなどが長時間かかると、腸が異常に早く動いてしまいます。
テストや電車、会議、人前で話すなどで起こりやすいですが、過敏性の人の食事や生活習慣もストレスになっています。
ストレスを受けやすい人は、特に睡眠をしっかり取ることをお勧めします。
寝ている時に腸がしっかり動く臓器なので、睡眠不足は腸にとってストレス。
本来昼間に働くストレス抑制ホルモンのコルチゾールも睡眠不足だと分泌し続けてしまい、朝に枯渇し
そのため、夜に睡眠不足だったことで、腸にストレスがかかり続けるだけでなく、コルチゾールも夜にも出てしまい、朝にストレスを感じやすくなります。
朝一のコーヒーやカフェオレ
菓子パンや野菜ジュースなども身体を緊張させますよ。
朝食抜きも自律神経が乱れるためストレスを感じやすいお腹にしてしまいます。
その他の下痢タイプも複合していることも多いため、睡眠だけでなく生活習慣や食事も気をつけることをお勧めします。
腸もみは
腸管内に停滞している汚れを取り除くことや、ストレスケアにもなるため、ストレスを感じやすい過敏性の方にもとてもお勧めです。
黄土漢方よもぎ蒸しも
自律神経も整え、リラックス効果も高く、血流が良くなることで、身体の修復も早くなります。
ご来店いただくと、優先順位を決めて、簡単にできることから、改善を図ります。
食べ物を気をつけるだけでなく、腸の動きを整え腸の汚れを取り除くことも、ストレス軽減になります!